弁護士コラム

贈与税がかからない110万円を超えて相続時精算課税制度とは?

税理士:相続時精算課税制度というのがあります。これは、60歳以上の父母等から20歳以上の子等への生前贈与について、子等の選択により利用できるもおのです。

シュシュ:形式は生前贈与なんだね。相続時のトラブルが防止できるね。

税理士:贈与のときは、2500万円までは贈与税をかけないが、贈与者が死亡したときは、贈与者の死亡時の財産とこの特例を使って贈与した金額の合計額に対して、相続税がかかります。

シュシュ:よく事故が起こるんだよね。

税理士:1月1日時点で、60歳以上ですからね。途中のバースデーでやってしまわれる事故も多いですね。

シュシュ:贈与する金額や回数については制限はないと聴いたよ。

税理士:ただし、特別控除は2500万円が限度です。

そして、相続時精

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2018/06/09

高価な身の回り品も相続税の対象に

相続税の資産の対象となるのは、貴金属や宝飾品、時計、バッグや洋服、着物なども、高価な品物であれば相続税の資産として扱われます。

 

もっとも、経年劣化が激しいものや一般的な耐用期間が経過したものに高値を付けることはできないでしょう。

 

税務調査では、専門業者による査定を取るように指示されます。相続税の調査実施率は申告数の3割に上ります。

査定業者に知り合いがいる場合はいいのですが、結構な手間となります。

所得税の1パーセントや法人税の4%の調査実施率に比べると数字が大きいといえます。

 

今後、マイナンバー制度が導入されると、お金の流れや生活が今以上に国に明瞭になります。

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2015/07/23

小規模宅地の減額の特例って何ですか。

 相続税の特例の中でも、小規模宅地の減額の特例が一番利用されているといっても良いのではないでしょうか。

 

 生前に亡くなった方の宅地は、同居する家族が引き継ぐ場合が多いのですが、これに高額な相続税が課されてしまうと「換価分割」しないといけないこと、よくあることなのです。

 

 別のコラムでも書きましたが「換価分割」というのは相続の平等というよりかは、「納税資金対策」のために行われているのが実情なのです。

 

 そこで被相続人と生計を一にしていた親族の事業ないし居住の用に供されていた宅地等については、一定の要件の下、なんと限度面積の範囲まで最大80パーセント!の減額があるのです。

 

 そもそも日本

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2014/05/16

名古屋の相続遺産分割弁護士:遺留分を生前に放棄することができます。

 後妻さんとして本家に入られた場合において、長男と後妻さんとの間に子どもがおらず、事実上の家督は次男に継がせる、というような少し田舎での話があります。後妻さんは、自立しているお子様がいるので、本家財産が本家以外の人に流出してしまうことを両親は懸念しているようです。

 

 もっとも後妻さんは資産家であるので、別にお金がほしくて結婚したんじゃない!という場合、遺留分の放棄ということができます。

 

 実は、相続放棄と異なり遺留分の方については、家庭裁判所の許可を受けたときに限り効力が生じるものとされています。相続開始前においては、遺留分権利者の権利が害される危険があるので家裁の許可が必要とされています。

 

 自由意志については、それぞれの相続人ず

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2014/03/26

名古屋の税理士業相続時精算課税の損得

 相続時精算課税制度を使うと2500万円までの贈与は税金はかからないのですが、結局相続時に相続税として扱われるので、土地の価値があがるのかどうかという不明確なばくちのように理解されている人もいると思います。

 

 もっとも、収益物件を持っている人には、贈与税評価額は相続時に加算されますが、贈与から相続までの間の収益、つまり賃料は相続財産に加算されません。結果的に税金が安くなる面がありますので、収益物件の贈与は、相続時精算課税制度を上手に使うことをおすすめいたします。

2014/03/23

相続税からの相続遺産分割案:お母さんが全部相続したら良いとは限らない

名古屋の相続・遺産分割の弁護士の服部です。

 

さて、相続には一次相続、二次相続があります。

 

この場合、お父様に相続が起こった一次相続を想定しますと、税金には「配偶者の税額軽減」という制度があります。つまり母親が相続すれば相続税がかかることが余りないということなのです。

 

しかし、お母さんも自分の父母からの遺産を相続して、二次相続開始までに遺産がふくれあがっている場合があります。

 

ですから、二次相続では、相続税の観点から、配偶者が財産を相続してしまうと、子どもが二次相続で支払う相続税の金額が高くなる恐れが生じます。

 

もちろん、家族のみなさん

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2014/02/27

相続・遺産分割対策:孫への教育資金のための贈与1500万円まで非課税

 名古屋の相続・遺産分割の弁護士の服部です。

 

 さて,相続対策で悩ましいのは、「一代飛ばす」ということができず、何代か、世代を重ねるごとに家の資産がなくなっていってしまうということがあるかもしれません。

 

 その問題解決の一つとして生前贈与を相続・遺産分割対策として考えておくというものがあります。

 

 孫への教育資金のための贈与は1500万円までが非課税となりました。

 

 ただし、これは平成27年12月31日までの時限立法です。

 

 しかも金融機関等に孫の資産を教育資金として信託するなどの要件があります。

 

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2014/02/26

納税対策用の土地について

 納税用地は、相続開始から相続税の申告期限である10ヶ月以内に売却できる土地、というのが望ましいと考えられます。これにより売却すれば納税資金の確保が可能になります。

 

 これはすぐの売却でなけらばならないので、市街化地域にあることが必要であります。

 

 市街化地域で、売却しても問題のないものを用意しておく必要があります。

 

 これに対して、生前に売却しておくことも可能です。たしかに10ヶ月内での売却では足下をみられてしまうということもあると思います。しかしながら、土地の場合は、路線価と実勢が異なる場合があるといわれています。したがって、不動産を売却したままで相続財産の評価額が低くなることもあります。

 

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2014/02/15

固定資産税より負担感が重い相続税

 固定資産税というのは市区町村が決めており、時価をベースとするものの安いことは間違いありません。

 

 お父様などの生前は土地に対する課税がほとんどなかったのに等しいということがあります。しかし、相続によって、相続税が路線価をベースに課税されるということがあります。

 

 そもそも、農地や山林は市街化調整区域になっていることが多いといえます。市街化調整区域は固定資産税は低く抑えられるのが普通です。

 

 しかし、相続税は、そのことと土地の評価は関係ないとみることになります。農家の場合、納税猶予が認められれば一部の相続税は納付を結うよされますが、その後一生農家を続けることが条件になります。また、市街化調整区域は不動産としてかなり売りにくいという実

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2014/02/14

遺産分割は相続税を考慮する方法も

 遺産分割については、相続税も考慮した遺産分割案を作成するのも一つです。

 

 相続人の方に大きな負担をいただかないことがベストと考えています。

 

 遺産の分け方によって、相続税が異なることがありますので、こうした工夫をすることも考えられます。

 

 例えば、以下のような点がポイントです。

・複数の道路に面している宅地は分筆して取得者が異なった方が評価が低くなる

・広大地の評価減を受ける場合には、一体化できる土地の面積が広い方が評価減

・誰が相続すれば小規模宅地の評価減の特例の適用を受けられるのか

・農業従事者でないと農地の納税猶予の適用を受けられず、終身営農する覚悟があ

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2014/02/05

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